ヴィラ ラザリーニ
「Villa Lazzarini」は2009年に誕生し、ワイナリー名は土地を所有していたLazzarini家から付けられました。土地の歴史は長く、文献から西暦1247年にはLazzarini伯爵が土地を所有していたことが分かっています。現在、ブドウ園の管理は昔ながらの美しい風景の状態維持のために手作業でのみ行われています。
ワインの製造は、マチェラータ地域に古代から存在する土着品種のブドウを専門に研究する生態学者との共同研究がベースになっています。2013年までは約3ヘクタールで赤用のブドウを収穫していましたが、2014年からは白ワイン用に設けた約4ヘクタールからも収穫を開始し、年間合計では約7万本を生産しています。
ブドウ畑は、イタリア中央に位置するシビッリーニ山地とアドリア海の中間に位置するワインを造るには最適なマルケ州の丘陵地帯にあります。マルケはイタリア中部のアドリア海側い位置し、約3割が山岳地帯で残りの7割が丘陵地帯です。ワイン生産量は赤白ともに同程度ですが、特に欧米諸国などへの輸出量が多い白ワインは世界的に人気・知名度が有ります。
ビアンコ ラザリーノ
BIANCO LAZZARINO 2019
品種:インクロッチョ・ブルーニ 85% / シャルドネ 15%
アルコール度数:13%
適温:8~10℃
調和のとれた薄黄色。嗅覚で感じられるのはアカシアのフローラルの香り、続いてエキゾチックフルーツ。複雑だがしっかりとっしたアロマが感じられます。アルコール感も分かりやすく、口の中で存在感を主張する複雑なワインで持続性もあります。
料理の際、このワインを使って白身魚やその他様々な魚介類をオーブンで焼くと良い焼き色が付くでしょう。メインの魚料理であれば何にでも合わせることが出来ます。鶏肉やうさぎ等の肉料理やチーズ等にもマッチします。
ビアンコ ヴェレンテ
BIANCO VELLENTE 2016
品種:ガロファナータ 100%
アルコール度数:12%
適温:8~10℃
淡黄色。ブルームとローズの強烈なフローラルの香りに、柑橘系とモスカートの繊細でフルーティーな香りとハーブの香りも感じられます。口の中ではワインの新鮮味とレトロ感のある心地よい豊かさを存分にか味わえます。
前菜系料理だけでなく肉や魚などのメイン料理、濃いめのソースのパスタにも合います。また、様々な種類のエスニック料理やスパイシーな料理と組み合わせることで、ワインの良い風味を感じることもできます。
ビアンコ マリ
BIANCO MARI 2018
品種:マチェラティーノ 90% / シャルドネ 10%
アルコール度数:11.5%
適温:8~10℃
かすかに緑色に輝く淡黄色。香りは桃とアプリコット、グリーンアップル、サンザシの花の香りと続きます。適度なアルコール含有量で、フレッシュでバランスが良く若さを楽しむワインとして夏には食前酒として飲むことができます。
シーフードの前菜系料理全般、魚のフライもしくはグリル等との組み合わせにピッタリで、野菜のリゾットやパスタにも合います。酸味が有るので、ある程度の脂が付いていても肉料理にもマッチします。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
※ネットショップNegozioKIMURAにて販売しております。